<タウスポおおいた>「第12回全国ホームタウンサミットin大分」を開催しました。 [2012年2月24日 10:53]
平成24年2月11日(土)、12日(日)
「第12回全国ホームタウンサミットin大分」を開催しました。
全国各地からJリーグを中心とするスポーツチーム、チームのボランティアや市民、行政など、参加のもと「第12回全国ホームタウンサミットin大分」を開催しました。
◆主 催 全国ホームタウンサミットin大分実行委員会
◆開 催 日 平成24年2月11日(土)~12日(日)
◆場 所 大分文化会館、コンパルホール他
◆参 加 者 数 約600人
◆内 容
<オープニングセレモニー 津軽三味線 匹田大智氏> <川原実行委員長あいさつ>
【基調講演】
「スポーツによるまちづくり」 セルジオ越後氏
基調講演では、サッカー解説者のセルジオ越後氏を講師に招き、「スポーツによるまちづくり」をテーマにご講演いただきました。
冒頭、このテーマが「スポーツによるまちづくりでは」なく、「サッカーによるまちづくり」に変えるべきだと、早速の辛口批評をいただきました(汗)
しかし、地域全体でクラブを応援する文化を作り出すことの大切さを説かれ、そのためには、他人に関心を持ち、人とつながっていくことが必要である、「人が財産」であると結論付けられました。
また、大分の例も多く取り上げていただき、参加された皆様にも大分を取り巻く環境を分かっていただくいい機会にもなったのではないかと思います。
【分科会】
分科会では、それぞれテーマごとに分かれて意見交換などを行いました。
◇第1分科会 「スポーツによるまちづくり」
第1分科会では、毎年恒例の「スポーツによるまちづくり」について、竹田氏、高橋氏、傍士氏の軽妙且つ分かりやすい話を聞いてから、みんなでともに楽しくも辛口なディスカッションを繰り広げました。
主に、「ホームタウンは各市町村単位に細分化すべき」と、「スポーツは楽しむべき」という2つのテーマで話し合いをしましたが、予定時間では足りないぐらいに白熱した議論が繰り広げられました。
<第1分科会>
◇第2分科会 「クラブ運営について」
第2分科会では、大分にあるふたつのスポーツクラブの現状報告や目標を発表しました。
1つ目は大分トリニータを運営する大分フットボールクラブの青野氏から、栄光と挫折を味わったクラブとして、負の遺産の整理をし、信頼の回復に努めるための社内改革を実施していることを発表しました。
2つ目は地域に根ざしたクラブ活動を行うカティオーラの佐藤氏からで、地域のリーダーの育成、発達に応じた適切なサッカー環境を作ることの必要性を発表しました。
地方だからこそ出来ることを考え、都会にはない良さを活かしたチームづくり、ホームタウンづくりをしようと、コメンテーターである有元氏にまとめていただきました。
<第2分科会>
◇第3分科会 「ボランティアのスキル向上」
第3分科会では、まず前田氏による基調講演が行われました。その中では、イギリスの例を挙げ若者のボランティア参加の重要性を説かれました。つづいて大分トリニータボランティアの会神田氏、松田氏による活動報告を行い、その後6グループに分かれグループディスカッションが行われました。
「有償、無償について」、「ポジションの固定化」、「心がけていること」、「高齢化問題、後継者不足について」、「組織化」、「リーダーのスキル向上」と、それぞれ様々なテーマで議論を行いました。
<第3分科会全体会> <第3分科会グループ討議>
【懇親会】
懇親会では、各チーム別にアピールタイムがあり、どのチームも負けじとアピールしていました。
<MC:ともちゃん> <大分トリニータボランティアの会池田会長のあいさつで乾杯>
さぁ~アピール合戦の始まりです!
全チームの紹介はできないので、少しだけ紹介します。
<ベガルタ仙台・・・復興のお礼> <FC岐阜・・・織田信長の像ができます>
<水戸ホーリーホック・・・ケーズデンキの歌と印籠を披露> <アルビレックス新潟・・・毎年恒例じゃんけん大会>
<FC東京・・・柏同様昇格年の優勝狙います> <町田ゼルビア・・・こんにちはJリーグ>
<横浜Fマリノス・・・来年のサミットは横浜開催> <サンフレッチェ広島・・・毛利元就の『三本の矢』>
<サガン鳥栖・・・ウィントスくんも来場> <ロアッソ熊本・・・胸スポンサーが白岳になりました>
<我らが大分トリニータ・・・ニータンと一緒にニータンダンス>
<懇親会参加のみなさんで集合写真>
【地域活動報告会】
大分の取り組みや九州の取り組みを紹介しました。
◇ワールドキャッチボールクラシックの開催について
大分の取り組みとして「ワールドキャッチボールクラシックの開催について」と題して、サッカー以外の地域おこし
イベントの事例を発表しました。
内川聖一選手や鉄平選手など数多くの大分出身プロ野球選手が参加し、「地域のため」だけではなく「選手たち自身の
ため」に活動が行われた経緯などを紹介しました。
<ワールドキャッチボールクラシック>
◇九州5クラブの運営と連携について
九州の取り組みとして、「九州5クラブの運営と連携について」と題し、大分トリニータの青野社長をはじめ、
九州各クラブの社長及びJリーグの理事によるパネルディスカッションを開催しました。
バトルオブ九州さながらの熱い舌戦に、会場は大いに盛り上がりました。
<九州5クラブのJチーム代表者によるパネルディスカッション>
【分科会報告会】
前日の各分科会の内容を報告してもらいました。
【次回開催地】
次回開催地は・・・横浜に決定しました。
<次回は横浜でお会いしましょう>
【その他】
2月11日(土)の大分文化会館での会場の装飾やブースを紹介します。
おおいたホームタウン推進協議会(タウスポおおいた)もアピールしました。
<会場内に全Jチームのフラッグを掲示> <仙台の方より提供のパネル展示>
<ホームタウンサミットブース・・・各地域の資料など> <おおいたホームタウン推進協議会の幟>
<おおいたホームタウン推進協議会ブース・・・4チームのポスターやチラシ、選手等身大パネルでお出迎え>
全国から参加していただいた方、大分の方、たくさんのみなさまにご来場いただき、誠にありがとうございました。
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